ヒゲの家のヒゲの部屋

敬虔なゆずソフト信者による雑記ブログ。多分感想記事が多い。この人エロゲの話ばっかりしてるよ・・・。

『放課後シンデレラ』感想。圧倒的な完成度が織り成す「普通」が心地良い傑作

どうも、緑のヒゲです。

皆さんは「普通のエロゲ」ってどんな物だと思いますか?

自分はそれはそれはゆずソフトを愛してやまないにわかエロゲーマーな訳ですが、では果たしてゆずソフトの作品が「普通」かと問われると、結構色んなファンタジー要素を取り入れててバラエティ豊かですし、図書室オナニーとかの飛び道具を用いて来る事もあり「普通」では無いかもなぁ・・・なんてことを思ったりするわけです。

特にこの御時世エロゲに限らず、突飛でキャッチーな作品のあらすじと設定そのものが作品の広報活動の一環であることも珍しい事では無く「普通ではない」事を競い合うような一面も無いとは言えないでしょう。


そんな時代に白手袋を投げ付けるように現れた「普通」の権化のようなエロゲこそ、今回感想を喋り倒すこちら。


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『放課後シンデレラ』です。

さて、このブログの筆者は大変な面倒臭がりでして、いつも感想を述べるゲームの概要やらあらすじやらは「大変聡明な読者の方々であるならば既にご存知のことでしょう」という言い訳を頼りに丸投げしているのですが、今回はちょっと記事の主題にも関わってくることなので、本当にざっくりですがご説明を。

「放課後」をテーマに、クラスメイトや先輩後輩と下校したり、ちょっと寄り道してみたり、街で出会った別の学校の娘と話してみたり。


そんな「普通の学園生活」を描いたエロゲです。




・・・・・・・・・凄くないですか。




このゲーム、この御時世に、至って普通の事しかやってないんですよ。
突飛な要素、ゼロです。
突然吸血鬼になったりしませんし、伝説の御神刀をへし折ったりもしません。
超能力に目覚めたりもせず、交通事故で死んだと思ったら幼馴染みのパンツを見た朝に時が巻き戻ったりもしません。

「普通」なんです。「平凡」と言い換えても良いでしょう。

「普通」とか「平凡」って難しいんですよ。
物語を転がす上で必要になる燃料がほとんどありませんし、いざお話が始まっても、そもそも「普通」なんだからそこまで大きく予想を越えるようなことも出来ない。

ある意味究極の縛りプレイですよ。「普通」縛り。

そんな難しい「普通」という題材で、ここまで完成度の高いエロゲに出会えるとは。


そんなわけで、まずは攻略順に各ヒロイン√の感想です。
あ、ネタバレの嵐なのでご注意を。



宇佐川 雪子

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もう、めちゃくちゃ可愛いですね。なんですかこの娘。決戦兵器か何かですか。何と戦うのかは知りませんが。

出逢いの時から始まりずっと続いていた主人公への意地悪やからかいの数々が巡り巡って自分が主人公へ想いを伝える際の足枷になると言うのは、ありがちではありますがとても綺麗なお話の流れで良かったです。
「憧れの先輩」である雪子にからかわれ常に異性を意識させられながらも、男としていい所を見せようと頑張る主人公も良かったですね。

何よりも特筆すべきは「ありがち」でありながらも読んでいてしっかりとこちらを楽しい気持ちにさせてくれるこのヒロインの魅力です。
逆に言ってしまえば、ヒロインが気に入らなければ楽しく読むことは出来ないでしょう。
エロゲなんてものは得てしてそんなものではありますが、中でもこのゲームはそれが顕著ですね。


築島 つくし

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この娘は先程感想を述べた雪子とは逆で主人公の後輩に当たるのですが、お話としても「雪子にアタックする主人公」の逆で「主人公にアタックするつくし」の構図になっている部分がありますね。

つくしが比較的序盤から主人公に惹かれている理由は言ってしまえば一目惚れなのですが、物語冒頭の占いの下りで「異性を意識させる下地」をキャラクターの中に作っているのが大変芸が細かくて良かったです。

キャラ紹介と一緒にこういう「キャラクターに厚みを持たせる情報」を提示してくれるとその後のキャラクターの行動にしっかりと説得力が生まれるので、つくしの態度もすんなりと受け入れることが出来ます。
細かいながらもしっかりとフォローが効いていました。

「気になる先輩にアタックしたいつくし」と「可愛い後輩と色んな話をしたい主人公」がお互いを意識しながらステップアップをしていく流れが丁寧に描かれていましたね。



王城 茉莉愛

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すいません自分はこの娘だけさっぱり受け入れられませんでした。
この娘というか、この娘の√ですね。
この√だけ作品から浮いているというか、違和感が凄いんですよ。

出逢いから恋人になるまでの流れは他のヒロインと同様に完成度が高く、住む世界が違うと言ってもいいお嬢様が、身も知らぬ他人であるはずの主人公に対していっそ強引とすら言える押しの強さでアタックして来る理由も「まあ若干夢見過ぎかなーこの娘」とは思いましたけどきっちりと描かれていましたし、その点は特に文句は有りません。むしろ良く出来ていると言えます。

しかし、しかしですよ。
この√の主人公、いくら何でも何もしなさ過ぎです。
学生が同居するのはまあ良しとしましょう。ですが、ヒロインの家に転がり込んだ挙句、その生活にかかるありとあらゆる費用を全部ヒロインが出すのはおかしいでしょう。
というか、正確言うとお金を出しているのはヒロインですらなくヒロインの実家、つまりは親です。

いやいやいやいやおかしいでしょう!

生活費はヒロインの親持ちでヒロインと同居って甲斐性無しもいい所では・・・・・・。

まあこんな感じで意味不明な条件の同居をあっさり受け入れる主人公もどうかと思うんですけど、じゃあ肝心のヒロインの親はって言うと、なんと特に不満も無く了承しちゃってるんですねこれが。

挙句テレビで見た観光地に日帰りで旅行して帰りはヘリコプター(費用は全てヒロインの親持ち)とか、主人公と並んで授業を受けてみたいから主人公の学校に一日編入(親の力で)とか・・・・・・。

ヒロインがひたすら好き放題して、主人公はそれを幸せそうに享受しているだけという。
言ってしまえばヒモですよね。この√の主人公は完全にヒモです。挙句「茉莉愛の幸せを考えろ」とかヒロインの親に説教しますからね。訳が分からない。

他の√の圧倒的な完成度と比較して、この√だけあまりにも酷い出来でしたね。落差がすごい。
この√だけ別のゲームなんじゃないでしょうか。


田寄 多乃実

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ポンコツですね。ポンコツヒロインです。
ですが、だからこそ生まれる等身大の関係性というか、毎回全力でぶつかり合う主人公とヒロインがとても心地良いです。

ですが何よりも良かったのは「田寄 多乃実」という存在そのものがこの作品を成立させている点です。

同じ転校生として彼女と出逢い、その価値観に触れたことで主人公は「変わろう」という決心をして、日常生活や女の子に対して積極的になるわけですが、これってつまり「主人公の行動の動機付けをしている」んですよね。

どうして主人公は学校帰りにこんなに寄り道するのか。どうして主人公はこんなに色んな人に声を掛けているのか。

そういう「ゲームシステム上生じる違和感」みたいなものを、一人の女の子との出逢いを描く事で全て払拭しているわけです。
大変にスマートなやり口と言えるでしょう。

また多乃実√終盤で明かされる、そんな主人公の行動を裏付ける多乃実の価値観の起こりすらも、実は幼い頃この街に住んでいた主人公の行動によるものだったという二重底の構えは本当に唸りました。

結構色々物語について語ってるように思いますけど、ぶっちゃけこのゲームって物語なんてあって無いような物でして、基本的にはヒロインとステップアップしてイチャイチャするだけのゲームなんですよ。

ですがこのゲームはそんな「あって無いような物」の物語の中で、しかしきっちりと作中キャラクターの行動の動機付けや伏線の配置と回収をこなしていて、その手際には脱帽です。

「この作品を成立させるために最低限やらなければいけないことが何か」をキッチリと分かっていて、そういう要所要所の物語のキメを怠らないんですよね。

そんな風に物語のケアが行き届いている世界だからこそ、余計なことを気にせずにヒロインとのイチャイチャを楽しめるわけです。



あ、茉莉愛√の事は忘れてください。アレはダメです。あの√だけ製作スタッフ違うんじゃないの。
同じ作品なのが信じられないレベルで完成度に差があるんですけど・・・・・・。


長南 陽佳

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もう、ええ。言葉が見つかりません。最高としか言いようがありません。
とりあえず見た目が滅茶苦茶好きなんですけどそれは置いておいて、この娘が何よりも素晴らしいのは「幼馴染みとしての距離感」なんですよ。

昔は仲が良かった男の子が街に帰ってきて、同じ学園に通う事になって。
昔と全然変わらない所を見て懐かしくなったり、逆に、昔とは変わった所を見つけてドキっとしたり。

幼馴染みのよしみでちょっと世話を焼いてみたり、かと思えば、幼馴染みだからこそ知っていた事で心の中を見抜かれてしまったり。

もうほんとに。100点です。こういう、付かず離れずの幼馴染みという関係性の描写がなんと丁寧な事か。筆者はもう、共通√のプレイ中感無量でした。
これが幼馴染み。これこそが幼馴染み!

逆に主人公視点から見ると、陽佳は本当に「変わったなぁ」という印象なわけです。まあ滅茶苦茶ギャルになってますからね。

ですがそこは幼馴染み、こちらも「変わった」中に時折見せる「変わってない」陽佳の姿を見て、あの頃を懐かしんだりドキドキしたり。

本当にお互いの距離感が素晴らしい訳ですが、この作品はそれだけに留まりません。

陽佳√終盤で、主人公への初恋と引越しによる別れが幼き日の陽佳に齎した物がなんだったのかが明かされます。
いつも主人公に憧れ、守ってもらっていた。陽佳にとっての「ヒーロー」であった主人公が居なくなり、陽佳はこのままではいけないと「変わろう」と思うわけです。

ここがまたこの作品の良く出来ている所で、このエピソードって、それまで地味で大人しかった陽佳が、今どきの明るいギャルに変わる切っ掛けを描いているわけです。

このエピソードを経て、地味だった陽佳が明るいギャルになり、主人公と再開した時に「変わったな」と驚かれる物語冒頭の場面に繋がる訳なんですよ。

こういう細かなケアというか噛み合いが本当に素晴らしいんですよ。

「昔は大人しかった幼馴染みが今はギャルになっててビックリ」ってだけじゃないんですよ。
そこで「どうしてそんな劇的な変化が起こったのか」という一歩踏み込んだ所にまで理由付けされているのが、作品の完成度に大きく貢献しています。

キャラクターの行動の重みが違うんですよね。そのキャラクターの「人生」と言ってもいい。

これまでの人生でどういう経験をして、だからこういう性格になった。こんな事があったからこれが好きになった、嫌いになった。
そういう「積み重ね」をしっかりと感じさせてくれる。

そしてそう言う積み重ねを感じるからこそ、主人公と触れ合っているヒロインに対して、キャラクターとして大きな魅力を感じる事が出来るんです。

ちなみに自分が幼馴染みが好きなのは、他と比べてそういう「積み重ね」の描写が多い傾向にあるというのも一因かもしれません。

そんなわけで、細やかな描写に裏打ちされたこの陽佳というキャラクターがこれまた可愛いこと可愛いこと。
やっぱり小悪魔ギャルっていうのは一つの夢というか、逃れられない魅力がありますよね。とても好きです。


総評・・・の前に。
サブキャラクターとこの作品世界について

この作品はヒロイン達が抜群に可愛いです。

ですが、それだけではない。
この作品が持つ空気や世界、その完成度を支えているのは、1人で帰る時にも発生する数々のイベントと、クラスメイトをはじめとするサブキャラクター達であると言えるでしょう。

先程も言いましたがこのゲーム、ぶっちゃけシナリオなんて合って無いような物なんです。

昼間はクラスメイトとバカ騒ぎをして、放課後はヒロインと話しながら帰ったり、寄り道したり、時には1人で帰ってみたり。
何度もヒロインと一緒に帰るうちに、ただの友達とは少し違う、異性を意識する雰囲気になってしまったり。

そんな日常と、その中で育まれ一歩ずつ進んでいくヒロインとの関係のステップアップを描いたゲームなんですよね。

そんな「普通」の「平凡」な物語を、しかし退屈させずに読ませてくれるのが、圧倒的に濃いサブキャラクター達です。

毎日毎日飽きもせずバカ騒ぎをするクラスメイト。いつもヒロインと一緒に帰っている、ヒロインと仲の良い友人。
そんな「日常の学校生活」を演出してくれるキャラクター達が居るからこそ、このゲームの主な舞台である「放課後」という時間帯に重みやリアリティが出る訳です。

そもそも「放課後」というのは「学校」があるからこそ生まれるものです。
だからこそ、この「放課後」をちゃんと「放課後」として成立させるためには、主人公達にはちゃんと学校に行って貰わなければいけない。

サブキャラクター達はそんな、このゲームにおいて必要不可欠な「学校」という場所、「登校」という行動を演出するための、まさしく縁の下の力持ちなのです。

この縁の下の力持ちのおかげで、このゲームは「放課後」を「放課後」として成立させる事が出来ているのです。


また、ヒロインと一緒に帰らない、1人で帰る放課後にも様々なイベントがあります。
クラスメイトと帰ったり、ヒロインの友達とばったり遭遇したり。迷子を見つけたり、道案内をしたり。怪しげな店に連れ込まれかけたり。

この作品はそういう「日常」の表現や描写に対して全く手を抜いて居ないんです。
しっかりと面白く騒がしい「日常」が、色々な人が生きる街が、世界が、そこにはあります。

だからこそ、そんな日常の世界で起こるヒロインとの出逢いや触れ合いが、恋人という特別な関係が、より鮮明に、魅力的に輝くのです。


総評


このゲームは、大して中身の無いゲームです。
ある種、キャラゲーの極地と言ってもいいでしょう。

重厚なシナリオも無いですし、予想を超えるような驚きの展開も有りません。主人公も、ヒロインも、至って普通の人間です。

ですがこのゲームには、この世界には、確かな魅力が有ります。

学校に行って、クラスメイトとバカ騒ぎして。放課後は勇気を出して気になる女の子に声を掛けてみたりして。

光り輝く「普通」の世界が、愛しい「平凡」な日常が有ります。

今日は誰と帰ろうか。何処を通って帰ろうか。

そして、そんな普通の世界を生きる可愛いヒロイン達が居ます。



そんな「普通のエロゲ」である
『放課後シンデレラ』



一歩ずつ一歩ずつ進んでいくヒロインとの恋を楽しめる、恋愛SLGの新たな傑作です。





・・・・・・茉莉愛√以外は、ね。

『青春フラジャイル』感想。詰めが甘すぎるよこのゲーム!

どうも、緑のヒゲです。

・・・・・・たまには前置きとか無しにして本題行ってみます?
いや、そもそもこんな謎のブログを継続的に読んで下さっている方は果たしてこの世に存在するのかという根本的な疑問はあるんですけど。
もしそんな奇特な方がいらっしゃるのだとすればいつもありがとうございます。
そんな方には大変申し訳ないんですけど、今回の記事は滅茶苦茶毒を吐いています。

何はともあれ、今回プレイしたエロゲ

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purple softwareさんから発売のこちら
『青春フラジャイル』です。

まあ細かい設定の説明とかそういう面倒なもんはこの記事を読んで下さる方には必要が無いと思いますので、早速攻略順に感想を述べていきましょう。

ちなみに結構酷い事言ってるんで好きな人は覚悟というか自衛して下さいね。個人の意見という事で。


桜宮氷緒

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まず結論から言っちゃうんですけど、自分この娘のこと嫌いなんですよね。

作中でも語られてるんですけど、もうツンデレと照れ隠しを理由に体のいい暴力を振るって許される時代は終わりを迎えたと言いますか、最近は所謂「ツンデレ」という属性も、暴力を伴うことは少なくなったように思います。

そんな中颯爽と現れた正統派暴力ヒロイン!
いやー、ほんとにキツかったですね。
とまあそんな感じで印象最悪だったんですけど、個別√のお話の展開は割と好みというか、細かな伏線がいい味を出してて思いのほか悪くはなかったですね。

特に良かったのはやはりプロレスを通して仲直りする流れでしょうか。
プロレスっていうのは言うなれば、氷緒が抱えている「楽しかったあの頃」の象徴なんですよね。
その影を今も一人追い続けている、言うなれば、常に過去を観ている氷緒の目を現在に向けさせるプロセスとして、とても綺麗に纏められて居ましたね。

かつて2人で楽しみ、いつしか1人になり、そしてまた2人で・・・・・・という、氷緒と優人の距離感を演出する要素として使われていたのはとても印象深いです。

そこだけではなく、クライマックスの決戦で優人が見せる「逃げないことはかっこいいこと」という心意気までもがプロレスからお出しされるとは。あのシーンは本当に唸りました。

ですがそれだけに、大筋の流れが惜しいですね。
氷緒と優人をクビにしたのはどうしてか、みたいな話を中盤延々見せられるんですけど、正直傍から見てるプレイヤーとしてはそんなの分かりきってるんですよね。

妹の将来を思えばこそ姉としては向いてない旅館の仕事に縛られて欲しくないわけで。
しかも短い期間じゃないですよ。数年間ずっと本気で努力した上で仕事が上手くいかなかったわけで、そりゃお姉さんも「無理かな」ってなりますよ。

そりゃそうよねー、とか思ってたら、何故か優人も氷緒もなんか「どうして!!」みたいな事ずっと言ってるんですよね。

流石にちょっと知性が落ち過ぎと言いますか、そんなの考えたら分かるでしょと。
この辺り、氷緒とわるいまほうつかいが手を組む理由を作りたいっていう創作上の都合を感じましたね。

そんなわけで、細かい演出は光るものの、そもそも本筋が微妙なので全体的に微妙というのが氷緒√の感想です。





卯月 透音

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この娘はとても可愛いですね。非の打ち所が無いと言ってもいいでしょう。
器量良し、性格良し、家事も万能、オマケに美少女!
いやー素晴らしいですね。

・・・・・・・・・で、なんで妹なんです?

ちょっと別のゲームの話するんですけど、ハピメアの咲って結構重い理由で全く血の繋がりの無い透の「妹」になってるわけじゃないですか。

それに比べて、透音はなんで「妹」なんです?全部終わりましたけど、結局「妹みたいなもんだから」っていう超絶雑な理由を最初にちょーっと説明されて終わりでしたけど。動機付け薄過ぎません?
いやまあ透音の場合「四季家と卯月家の関係上、家族として見た場合優人より年下な透音は妹に当たる」と言えなくは無いですけど。

でも流石にちょっと薄過ぎません?というか、この擬似家族にしたって「身の回りのお世話をしているメイド妹ヒロインを出したい」から「こういう設定にしよう」ってなってると思うんですよ。
なんというか「先に出したい属性を決定した上で、それを出すために都合のいい設定を構築している」ように感じますね。
感じるというか「それを感じさせる程詰めが甘い」って事ですね。

というかこれは後で全部吐き出すんですけど、このゲーム全体的にキャラクターの行動に対する動機付け、理由付けが薄っぺら過ぎなんですよ。


んでまあシナリオなんですけど、一言で言うと「知ってた」ですね。
いや、分かるじゃないですか。

透音は昔身体が弱くて、ある時期を境に突然元気になった。
リズは「優人がこの程度の魔法しか使えないのはおかしい」と言ってる。

そりゃあ「多分透音の身体を治した影響で魔力弱くなったんだな」って思いますよ。

思いますけど、思いますけどね?まさかそれが答えそのまんまだとは思わなかった。もっと捻ってくるのかと。なんの捻りもなく分かりきった答えを出されましても「そうですか」としかならないですよ。

そんなわけで、これに関してはちょっと「お膳立てし過ぎた」という印象ですね。伏線を丁寧に張るあまり答えが丸分かりというか、なんの捻りもないので面白みが無かったですね。

あと何よりも理解不能なのが「アイドル志望」なのに「彼氏持ち」な事を微塵も隠そうとしない所ですね。
透音、どんな手段も使うとか言いながらそこを隠す気が無いのは控えめに言って頭おかしいのでは?アイドルを舐めてます?情報化社会を軽んじてます?SNSを甘く見てます?

自分が抱いてるこのゲームの不満点ってこういう所なんですよ。

設定とお話の整合性を取る気あります?アイドルに彼氏が居たら不都合ですよね?なんで誰もそれを問題視しないんですか?なんで人前でイチャついてるんですか?
さらにヤバいのは、結局アフターでプチ炎上したけど収まってきたねーみたいな軽い感じでこの件にちょこっとだけ触れて終わっておきながら、このあとのリズ√ではリズの魔法バレが一瞬で拡散されて大問題になる所ですよ。
このライターはアレか?作品のリアリティレベルを合わせる気が無いのか?
最近巷で話題の新星アイドルが彼氏持ちなのは2行で問題が解決して、リズの魔法バレは速攻で大拡散されて「インターネットの情報は魔法では難しい」とか深刻な顔してリズも「私なんて居ない方が」って追い詰められて?

同じ世界なのにインターネットの扱いに差があり過ぎでしょう。

そんなわけで、透音√のシナリオは嫌いですね。エロゲってファンタジーですしそんな細かいこと気にするなみたいな意見もあるでしょうけど、こういう細かい違和感で溢れてるんですよこのゲーム。



リズ・メイサース

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さて、先程も少し話に出ましたが、まずはキャラクターの印象を。
迷惑。ただただ迷惑。単純に迷惑。そういう娘でしたね。
何より酷いのは反省が無い事でしょうか。
魔法使うなって言われてんのに使う。やめろって言われてもやめない。善意から来る迷惑っていうのは1番タチが悪いんですよ。自分には受け入れられないキャラクターでした。

さて個別√の感想ですが、前述の超絶迷惑の理由付けがキチンとされていたのはとても良かったですね。
そもそもリズには魔法しか無かった事や、だからこそ、魔法が無くても他人を幸せに出来る優人に惹かれただとか。恋の動機付けは4人の中では比較的なされていました。
というか、前述の2人が「昔から一緒にいたから」っていう舐め腐ってるとしか思えない属性的な理由だけで最初から最後まで主人公好き好きーってなってるのが心底気に入らないので、それに比べるとリズ√はちゃんとボーイミーツガールしてます。そこはとても好きです。

ただまあなんといいますか、結局なんで押し掛け師匠しに来たのとか、そういう肝心な部分が全部せつな√に丸投げされている上、それを語るせつな√ではあくまでもせつなが主役なのでリズの話は軽く流されているわで、全体的にリズというキャラクターが持っている要素を上手く活かせて居ない印象を受けました。
あとはやはり透音√とは作中世界が違うのでは錯覚するレベルで異なるインターネットの描写ですね。ここの違和感はいただけない。

というかまあ、そもそもリズって自業自得というか、物語が始まって割とすぐ「ああコイツこのままだと問題起こすぞ」とは再三言われてましたし思いましたし、個別√でいよいよ実際に問題を起こしたわけです。

リズがやってる事って結局優人に甘えてるだけなんですよね。最初っから最後まで。ただただひたすらに迷惑を掛け続けて。このキャラクターのどこに魅力を感じれば良いのか自分には最後まで分かりませんでした。「可愛いから許されてる」だけなんですよこの娘。
だからこそ、シナリオの最後で「もうここにはいない方がいい」とか言い出した時は「うん。そうだな」みたいな冷めたことしか思えませんでしたし、むしろついて行こうとする優人を見て「いやーほんと優しいな。自分には絶対無理だわぁ」みたいな事しか思えませんでした。





鳥羽せつな

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さて、ここまでほっとんど不満しか言ってない今回の感想なんですが、事ここに至り、ようやく笑顔で語れそうです。
そもそも自分は体験版の時点で前3人全員気に入らないけどせつな可愛いから買うか、ぐらいの心持ちでしたので。

そんなわけでせつなですが、流石にメインヒロインだけあって優遇されてましたね。というか他の3人が適当過ぎる。
せつなの過去を追っていく中で、主人公を好きになった理由もしっかり描写されてますし、せつなの抱える自己矛盾がそのまませつなの分裂という形で表に出ていたり、他の√と比較しても全体的な流れや演出が丁寧で良かったです。


・・・・・・はい。それぐらいです。特に言うことは無いです。
そっかー。うんうん。よかったよかった。で感想終わりです。悪いところそんなになかったですし、良いところはさっき言った通りです。

いやこれ別に書くのがめんどくさいとかそういう話じゃなく、それぐらいしか言うことが見つからないんですよ。このブログの筆者は自分が作品を通して得た熱量を消費して記事を描いてるんですけど、せつな√は良くもなく悪くもなくみたいな、言ってしまえば「こんなもんか」って感じだったので、このブログにぶつけられるだけの熱量を得られなかったんですよね。

過去記事でも、作品全体の感想というよりはある特定のキャラクターへの熱量で記事を書き上げている事の方が多いのはそういうことです。
熱量が無いと書けないんですよ。んでもって、良くも悪くも無かったから熱量が得られなかったと。




青春フラジャイル 総評

全体を通してまず言えることは「詰めが甘過ぎ」ですね。特に、登場人物の行動の理由付けが適当過ぎます。「設定」から話を組み上げたような印象を受けますね。

恋愛感情の描写からして雑なんですよ。
そもそも氷緒も透音も「優人のことが好き」という設定を与えられているから優人のことが好きなだけでなんで優人を好きになったのかって描写がさっぱりされないのは流石におかしいでしょう。お前らが優人の事が好きなのは分かったけど結局なんで優人が好きなんだよお前らってなりますからね。
「優人の事が好きだからこうする、こうしたい」って言うのは作中でもいっぱいありましたけど、根本的に「どうして、なぜ優人が好きなのか」が描かれていないので、シナリオが薄っぺらいことこの上無いんですよ。
せつな√では過去編を通してそこら辺の描写がしっかりしていたので、その後に続く自己矛盾の葛藤やそれを乗り越えるための破壊までの流れにしっかりと裏付けがあってとても良かったですし、リズに関してもどうして好きなのかは描かれていたので、その後に恋人になった後の「離れたくない」っていう気持ちに関しては納得感が生まれてるわけなんですよ。でも氷緒と透音はそこらへんがさっぱりなので、ただ好き好き言われたところで「そうですか」としかならないです。

あと、過去編の優人くんはせつなが自分の事を好きなことになんとなく気付けているのに、氷緒と透音に関してはさっぱり気付かないのも納得がいかないですね。この辺もキャラクターに一貫性が感じられないというか、その時その時のシナリオの都合でキャラクターの知能指数を都合よく上げ下げしてるだけにしか思えないので、まあ、きっぱり言ってしまうと自分はこのライターさん嫌いですね。未来ノスタルジアは良かったんだけどなぁ・・・・。


あと、そもそも設定というか「属性」に頼り過ぎですね。頼りすぎにもかかわらず全然活かせてない。透音のアイドル属性は結局最初から最後までお話のノイズでしたし、リズの「押し掛け師匠」もリズ本人の√で押し掛け師匠をしてくる理由が語られないとかいう意味不明な扱いですし。氷緒は「プロレス」だけはシナリオで輝いてましたけど、結局「幼馴染み」っていう関係性も「最初から主人公を好きでも許される便利設定」としてしか活用されてませんでしたし。
いや、ほんとに。幼馴染み舐めとんのか。「幼馴染み」を「理由無く主人公が好きでも許される便利設定」扱いするのやめてくんない?ほんとに。

こういう、キャラクターを「属性」でラッピングしてお出しされるのめちゃくちゃ嫌いなんですよね。それって、作品世界を生きている「キャラクター」じゃなくて、ただの「記号の集合体」でしかないじゃないですか。いくら創作物が紛い物だとしても、ここまで純度の高い紛い物ともなると流石にちょっと・・・・・・。

ちゃんと設定活かせてたのせつなだけじゃないですかね。近くても遠くても壊れてしまう距離感のバランスを取るための「ストーカー」だったとか。せつな√だけはちゃんとしてるんですよね。せつなだけ特別扱いとか言ってないで、4人全員せつな√並みのクオリティで作れなかったんですかとは声を大にして言いたいですね。

あ、そういえば全然触れてませんでしたけど、イラストはもう文句無しの100点、大満足です。最高です。イラストのためだけにこのゲームやっていいぐらいには最高です。

さてそんなわけで、感想っていうか最早不満ノートみたいな代物になりましたねこの記事。
たまにはこういうのも良いでしょう。
それではまたどこかで。








ちなみに、自分的な「幼馴染みとの恋」の理想形は『喫茶ステラと死神の蝶』に登場する希です。
長い時間を過ごして来た幼馴染みとの関係に、ふとしたきっかけで変化が起こって、2人はお互いを異性として意識し始める・・・・・・。みたいな。そういう、歩き出しから描写が有るのが好きですね。

『エロゲ』こそ恋愛SLGの正しいカタチではないかという話

どうも、緑のヒゲです。

このブログを始めてから2年と少しが経ちました。
ゆずソフトの『RIDDLE JOKER』感想記事とか、ぱれっとの『9‐nine-』シリーズ感想記事とか、実働期間に関してはこの際目を瞑るとしまして、始めたばかりの頃はどうなるか分からなかったこのブログも順調に方向性が定まりつつありますね。



エロゲ方面にですけど。




さて今回もそんなにエロゲに関するお話です。


突然なんですけど、皆さん『恋愛SLG』ってどんなものだと思いますか?

主人公が居て、ヒロインが居て。
2人が出逢い、惹かれ合い、恋に落ち、結ばれ。
迫り来る困難も、2人で力を合わせれば乗り越えられる!

みたいな。


まあざっくり言うと「主人公がヒロインと恋愛する物語を読み進めるゲーム」だと思うんですよ。


とはいえ数多くの例外はありますから、今回は「標準的な」という逃げ道にピッタリな前置詞を置かせて頂きますが。

更に要素を付け加えて、今回の話は「標準的な、よくある、主人公とヒロインが普通に恋愛するタイプの恋愛SLGにおける話」としておきましょう。


自分はそもそも読み物が好きですし、可愛い女の子だって好きですし、なんなら今皆様が御覧のように自分のブログの内容をエロゲ方面に舵取りしているわけなので勿論好きなんですよね。恋愛SLG


そんな訳で恋愛SLGが好きな自分なんですけど、恋愛SLGって2種類あるじゃないですか。
レーティング的な意味で。


「全年齢」「18禁」の2種類です。


一応、念の為、石橋を叩いて渡るかのように説明しておきますけど、全年齢ってのは主人公とヒロインがキスぐらいまでするゲーム、18禁は主人公とヒロインがしっかりがっつりセックスするゲームですね。

ただ自分は一端の恋愛SLG好きとしてどうしても主張したい事がありまして。



「『恋愛SLG』を名乗るんなら主人公はヒロインとセックスしなきゃダメだろ!」と思うんですよ。



これはなんと言いますか、自分が持ってる歪んだ倫理観に起因する気持ちなんですけどね。
年頃の若い男女がしっかり両想いで恋人になったとして、セックスしないわけがないんですよね。



セックスしないわけがないんですよね!(偏見)



まあ多分に偏見が含まれているのは認めますけど、それでもなんというか「セックスする可能性がかなり高い」ぐらいまでは言えると思うんですよ。


セックスって基本的には愛の営みなわけじゃないですか。好きな人と、恋人とする行為であり。
それこそ『恋愛』とは切っても切り離せないじゃないですか。

「一線を越える」なんて表現もあります。そういう言葉が生まれるぐらいには『恋愛』における大きな出来事だと思うんです。


で、あるならば。
恋愛における大きな出来事であるならばですよ。


こと「恋愛をシミュレーションするゲーム」である所の『恋愛SLG』は、セックス無くして恋愛をシミュレーションしているとは言えないんじゃないかと。
自分はそう思うわけです。


ってまあ、これだけ言っても

「なんだコイツ単純にエロが見たいだけじゃねぇの」とか
「めんどくせぇ奴だな」

とか思われる気がするので、逆の視点として「全年齢向け恋愛SLG」についてもお話しましょう。


そもそもなんですけど、全年齢向けの恋愛SLGで主人公とヒロインがセックスしないのって、なんでだと思います?

どんな理由が浮かぶでしょうか。主人公もヒロインもエロに興味が無いから?性教育が行き届いてなくてセックスって行為を知らないから?主人公がすごく真面目な人で、ヒロインの事を大事にしてるから?

もしかしたら今挙げた理由でしないのかも知れませんけど、もっともっと分かりやすくてしかも一言で説明出来る理由がありますよね。


そうです。「全年齢の恋愛SLGだから」です。


ここで「ん?」と引っかかってくれると、もしかしたら自分と話が合うんじゃないかなーと思うんですけど、この理由って物語としておかしくないですか?

「このゲームは全年齢だから」主人公とヒロインはセックスしないんです。おかしくないですか?


なんで物語の中の登場人物が物語の外のルールに振り回されてるんですか?
なんで制作側の勝手な都合で主人公とヒロインは見えざる神の手に恋路を邪魔されてるんですか?
なんでですか?ねぇ。

おかしくないですか?
いや「全年齢だからセックスしない」のがおかしいって言ってるんじゃないんです。
「物語の中で生きているキャラクターが『このゲームは全年齢対象だから』っていう現実世界のルールの割を食わされてるのがおかしい」って言ってるんですよ。

さっき述べたように『恋愛SLG』っていうジャンルのゲームは恋愛をシミュレーションするゲームなわけで。
であるならば、恋愛における大きな出来事である「セックス」をシミュレーションしないって言うのは、恋愛SLGとしては不完全だと思うわけですよ。



なのに、なのにですよ。
そんな、ゲームジャンルの根本を揺るがしかねない「不完全」の理由が「このゲームは全年齢だから」って。ゲームの中の世界と全く微塵もこれっぽっちも関係無いじゃないですか。
メタ設定も良い所じゃないですか。

「このゲームは全年齢だから俺は君の事が好きだけどセックスはしないよ!」って主人公が作中で喋ってるのに等しいんですよこれ。

そんな物語、冷めません?
自分はこれを「物語の外の都合で、物語の中の世界が不当に歪められている」と思うんですよ。


ただ、全年齢向け恋愛SLGの中にもちゃんとこの問題に対する回答を示しているものもあって。
例えば

「俺は君の事が大事だから、結婚するまでそういうのは無しにしたいんだ」

とか

「入籍するまでは純潔で居たいというヒロインの貞操観念を尊重している」

とか、そんな風に作中でちゃんとセックスに関して話し合う会話イベントが設けてあったり、2人がセックスをしない理由を説明してたり、そういう事がしてあるんだったら、それはもう「物語の中の要素」じゃないですか。

ここまで来れば「2人はこういう考えでセックスしないんだな」って、読み手としては納得出来るんです。これは「そんな2人の物語」なんだなって。


でも、そうじゃないのもあるんですよ。

普通に両想いで、普通に恋愛して。
でも、何故か、何故か全く性的な事を匂わせる話題が出てこない。
何故かは分からないけど主人公はヒロインの身体にはまるで興味が無いし、ヒロインもどうしてだか主人公の身体にまるで興味が無い。

自分が苦手なのは、こういう「性的な事を存在しないかのように扱う」タイプの恋愛SLGなんですよ。

『恋愛』をシミュレーションする上で切っても切り離せない要素を「全年齢だから」なんていうメタ的な理由でオミットしておいて、何食わぬ顔で「恋愛SLGです」みたいにお出しされるのが嫌なんですよ。

だから自分は『恋愛SLG』をやるなら18禁であるべきだと思うし、18禁の恋愛SLG、所謂『エロゲ』こそが、恋愛SLGの正しいカタチだと、この場を使って主張している訳で。


エロがあるからエロゲが好きなんじゃないんですよ。
「恋愛SLGはエロがあるほうが物語として自然だと思うから」エロゲが好きなんですよ。
そりゃあエロも好きですけど、エロゲが好きである前に恋愛SLGが好きなんですよ。


ヒロインのために頑張る主人公が。頑張る主人公に惹かれていくヒロインが。
二人が想い合い、通じ合って生まれる「恋人」という関係性が。
出会った頃からは考えられないような二人の姿が。想いが。営みが。


そういうのが好きで自分は恋愛SLGをやってるんですよ。


なのに全年齢だと、主人公とヒロインが結ばれる瞬間であり一つの節目でもある、愛を深めて確かめ合う行為である「セックス」をしないんですよ。「全年齢だから」なんていう、物語の中とは全く関係のない理由で。


こんなのサビだけスキップされた歌ですよ。味玉の無いラーメンです。海老天が乗ってないうどんです。変身シーンがカットされた仮面ライダーです。


主人公とヒロインの初体験なんて一番おいしい所じゃないですか!
やっと結ばれたんだなぁキミたちってニコニコ出来る所じゃないですか!
より深く繋がり合って理解し合う大切なステップじゃないですか!


そこを、そんな大事なところを。
「製作上の都合」なんてメタ的な理由で無かったことにされてたまるかってんですよ。
そんなメタ的な理由で主人公とヒロインの恋路を邪魔されてたまるかってんですよ。





だからこそ自分はこう主張したい。

『エロゲ』こそ恋愛SLGの正しいカタチ

であると。
















あ、ちなみに筆者は恋愛経験がありません。
悪しからず。

『9‐nine』シリーズの名脇役、深沢与一を振り返る『9‐nine』感想

どうも、緑のヒゲです。


皆様如何お過ごしでしょうか。自分はこのブログを二年もの間放置していたことに気づいてしまい、自分がどうしようもない鳥頭であることを突き付けられ頭を抱えています。こんな綺麗な伏線回収はしたくなかったですね。これをやるために二年もブログを放置してたわけではありません。ありませんから!


それはさておき、今回の記事はこちら


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ぱれっとが送る、全四作のアダルトゲームソフト『9-nine-』シリーズの感想記事となります。


この『9-nine』シリーズは


一作目『9-nine-ここのつここのかここのいろ』
二作目『9-nine-そらいろそらうたそらのおと』
三作目『9-nine-はるいろはるこいはるのかぜ』
四作目『9-nine-ゆきいろゆきはなゆきのあと』


この四作から成るシリーズソフトで、物語に登場する四人のヒロインそれぞれに焦点を当てた四つのソフトが織りなす連作です。


とまあ前置きの解説はこのぐらいにしておきましょう。そもそもこの記事はその性質上プレイしたことのない方に対しての配慮が全く出来ませんので、前置きの解説が必要な人はこの記事を読むべきではないでしょう。
即座にブラウザバックしていただいて、そのままFANZAのアダルトPCゲームショップから『9-nine-ここのつここのかここのいろ』を購入していただくのが最も有意義な時間の使い方だと思いますね。みんなこのゲームやって。


そんなわけでこの記事はネタバレ全開の既プレイユーザー向けの記事であり、それにかこつけてシリーズの概要や紹介みたいなことをこれ以上長々とするつもりはありません。さすがにその、書くの面倒なので・・・・・。





さらに言うならエロゲの感想記事なのにヒロインの話もしません。









エロゲの感想記事なのにヒロインの話もしません(重要)









なので、そっちが見たかったという方は申し訳ありませんが他の方がアップロードされている『9-nine-』シリーズの感想記事を読んでいただくよう、よろしくお願いします。


さて、結局前置きが長くなってしまいました。この記事で取り上げたいのは、そんな『9-nine-』シリーズに登場するこのキャラクター


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そう。皆さん大好き・・・いや、大好きだけは絶対違うな多分。皆さんご存知「深沢 与一」です。


このシリーズをプレイした皆さんは、きっとこのキャラクターに対して並々ならぬ感情をお持ちでしょう。恐らく悪い方向で。
ですが、自分はこのキャラクターが大好きなのです。


『9-nine-』シリーズで一番好きなキャラクター、与一なんですよね。リドルジョーカーの恭平の時といい、自分はエロゲの親友ポジキャラクターに惹かれる傾向があることは否定できないかもしれません。いや、ホモじゃないよ?
ちなみに二番目に好きなのは「ゴースト(レナ)」


とにかく今回の記事ではこの「深沢 与一」というキャラクターの行動を振り返りながら、シリーズを通して彼はどういう立ち位置から何を成していったのかを見ていこうと思います。


まずは与一のことをおさらいしましょう。彼は端的に言ってしまうとサイコパスです。他社への共感能力が著しく低く、また快楽殺人者でもあります。ですが、単語の意味合いとして「サイコパス=快楽殺人者」であるわけではありません。


彼は「サイコパス」であり、なおかつ「快楽殺人者」でもあるのです。より正確に言うと彼は人に限らずあらゆる命を踏みにじることが好きなので「殺人」だけにはとどまらないのですが。


さて、土台となる認識をお伝えしたところで、次は彼の成り立ちを考えましょう。


彼は生まれつき生命を踏みにじることに享楽を覚える異常者でした。そんな異常者である彼は周囲から全く理解されず、また彼自身も周囲と自己とのあまりの違いから常に疎外感と孤独感を感じていたことは容易に想像ができます。


これは自分の考えですが、おそらく彼は生まれつきサイコパスだったわけではなく、自分が殺戮を好む異常者であったことに起因する世間との「ズレ」によって彼自身の心の中に「自分自身」以外の大事なものを何一つ得られず、結果として「自分本位」の権化と化した、「サイコパス」になったのではないかと思っています。


生まれつきの「快楽殺人者」であるがゆえに「サイコパス」になったわけですね。他者が与一を理解できないように、与一も他者を理解できないのです。


さて、そんなわけで見事立派なサイコパスへと成長した与一くん。
与一くんがサイコパスであることを踏まえたうえでこの『9-nine-』シリーズを読み返すと、一作目である『9-nine-ここのつここのかここのいろ』の時点からその片鱗はありありと伺い知ることができます。
まずはこちら、与一の初登場シーンです。今にして思えば、この時点で彼がサイコパスであることは示唆されていました。


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翔から都がコスプレをしていたという話を聞いた場面。
「使える」の意味はいろいろあるでしょうが、文脈的には性的な意味合いが最も強いでしょう。


さて、この場面から読み取れるのは「与一は都に対して人間的な価値を感じていない」ということと「都に対して性的な価値を感じている」ことです。


与一の言葉を単純に翻訳すると「都の身体には価値を感じる」ということですね。


これは彼がゲス野郎だと単純に言っているのではなく、この時点で彼が「自分の欲求を満たすこと以外では他者への興味や価値を感じない」キャラクターとして行動しているということを語るシーンであると言えます。


ただ、この感想を抱けるのは「与一がサイコパスである」という前提を持っている場合のみであり、初見では「うわ、ゲス野郎だ」という認識で止まってしまいます。


大体の男は超かわいいクラスメイトのエロい写真があるなら是非ともオカズにしたいでしょう。だから、与一の言っていることが理解出来てしまう。
与一の性格である「自分本位」から出たセリフが、同じく「自分本位」なプレイヤーの欲求と重なってしまうわけです。


そういうところが本当によく出来たゲームだなと感心します。


また「欲しいのは彼女ではなく都合のいい女」であるという趣旨のセリフもあり、与一が根本的に「男女交際」に対して性的欲求以外の価値を見出していないことが伺えます。


与一の自分本位を示唆するシーンを幾つかピックアップしましたので、まとめて見ていきましょう。


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石化したと思しき生徒を見た後の反応。警察への説明という「めんどくさい」ことは翔に丸投げ。困惑し動揺している都との対比が効いている。

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快気祝いを口実にたかろうとする与一。与一の内面を知っていると、この場面の与一が翔の事を微塵も気に掛けていないことが分かる。

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都との仲を取り持つという体の場面。実際のところは翔がどうなるかはどうでもよく、ただ単純に「面白そう」という理由だけで事態を転がしていることが賭けという発言から伺える



日常パートにおける与一は「少々自分勝手なもののいい友人」というポジションに収まっているように見えます。


見えるというか、そう見えるように与一が振舞っているのでしょう。出来る限りクラスに溶け込み、正常者を演じる。
与一がクラスメイトをはじめとする他者と関わろうとするのは、異常者である彼が「正常」な世界に溶け込み生き残るための生存戦略なのかもしれません。


実際、どのシーンでも初見では「勝手な奴」という感想は抱けても「こいつサイコパスだ」という感想は抱けないようになっています。
これは、与一が正常な世界に溶け込んでいるということをプレイヤーが体感できる面白いギミックです。
与一の生存戦略の効果を身をもって知ることができます。


さてこのように、異常者なりに正常な世界との折り合いをつけて生きてきた与一ですが、そんな与一に転機が訪れます。
言うまでもありませんね、そう「魔眼」との出会いです。


この「魔眼」によって彼は「自分を破滅させることなく欲求を満たしうる力」を手に入れたわけですね。
簡単に言うと「バレずに殺せる能力を手に入れた」ということです。


快楽殺人者である与一にとって、法的なリスクの問題は常に付きまといます。
だからこそ、自分にとって唯一価値のある「自分自身」を守るために、わざわざ世間と折り合いをつけて生きていこうとしていたわけですね。


ですが「魔眼」との出会いで、与一はこの「自己保身」のハードルを大きく下げました。「バレずに殺せるんだから殺そう」と、そう思ったわけですね。


その結果は皆さんもご存知の通りでしょう。それはそれは凄惨な地獄絵図が生まれました。



さて、真面目な話はこのぐらいにしておきましょう。
とにかく自分はこの与一くんが滅茶苦茶好きなんですよね。


この与一くん、翔に対するカウンターとしてあまりにも魅力的な「悪役」なんですよ。


そもそも「エロゲの親友ポジ」っていう立ち位置が美味し過ぎるんですよね。親友ですよ親友。


翔は与一の事をなんだかんだ大事な「友人」だと思っているわけで。与一も翔を「友人」だと思っているわけで。
ただ、翔と与一の「友人」という関係の捉え方にはあまりにも致命的な齟齬があるんですよね。お互いに「友人」だと思っているけど、お互いにお互いの事を全く理解出来てない。理解できるはずがない。


エロゲの親友ポジにこんなクソ重感情キャラを持ってくる時点でなかなかですが、さらに、さらにですよ。
物語の最終盤ともなると「翔・ナイン」の繋がりの対比として「与一・イーリス」がぶつけられるわけです。


それもお互いの相棒が持つ「オーバーロード」による圧倒的に不可侵な関係性を加えて。


翔が「信頼」で仲間との関係を築いていることに対比した、与一の「利害」の繋がり。
翔の「皆の為」に対比する、与一の「自分の為」。
翔の「レナ」と、与一の「ゴースト」。
翔が「仲間が使う力を合わせる」「協力」に対比した、与一の「自分が力を奪い使う」「利用」。


もうなんというか、ここまで翔との綺麗な対比を与えられた悪役が魅力的でないはずがないんですよね。少なくとも自分にとっては。


「深沢 与一」というキャラクターは、とにかく「憐れ」なんですよね。自分のために動いてくれている蓮夜に対しても、結局最後まで何一つ価値を感じられなかった、そのあまりにも深い隔絶。「翔と仲間」の対比としての「与一と蓮夜」。
たとえ蓮夜が与一の「理解者」にはなりえないにしても、少なくとも与一は、与一以外の「正常」から見れば決して孤独ではなかった。
与一が憐れなのは、最後までそれに気づけなかったこと・・というか「それに気付ける精神性を持ち合わせられなかった事そのもの」でしょう。


自分が与一を気に入ってるのは、そういう「周囲からの優しさ」にすら全く絆されることなく、気付くこともなく、自分の事だけを考えていた、本当に本当の「邪悪」であり続けたからというのが一つ。
与一というキャラクターは、基本的にブレません。


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与一と唯一「協力」したように見える場面。だが、実のところ与一は「邪魔な翔が追ってくるから」という理由で魔眼を手放しているし「邪魔な翔に疑われて再び関わりを持ちたくないから」魔眼と共に幻体の能力を手放している。自分を脅かす存在から距離を取るための一手であり、結果的に翔の助けにはなっているものの、助ける意図は微塵も無いのだろう。本当にブレない。


最初から最後まで、ただただ「邪悪」として物語に登場し続けていた。与一は物語の始まりから終了まで、何一つ変わることが無かった。
日々悩み、苦悩し、成長し「未完成」であった翔に対しての、既に「完成」してしまっていた与一。


自分は、与一が最初から最後まで何も変わらなかったという事が、何も変わっていないにもかかわらず、あまりにも印象を変えてしまうキャラクターの魅せ方が、始まりと終わりで印象が変わってしまう「深沢 与一」が、魅力的に見えて仕方がない。


キャラクターはブレず、光の当て方のみでその印象を180度変えるって、本当にすごいと思うんですよね。
上質なシナリオの成せる技でしょう。


自分はそういう演出的な意味でも「深沢 与一」というキャラクターをとにかく気に入っているのです。


さて、そんな与一を語る上で外せないのがこの場面。
そんな「ブレない」与一が、おそらく作中で唯一「ブレてしまった」場面です。


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最終決戦、与一は「イーリスに共感した」と零し、無意識に自分とイーリスを重ねて見ている・・・が。


与一はそもそも、幼少期から今の今まで続いてきた圧倒的な「孤独感」が原因でそれはそれは立派なサイコパスに成長しました。
極めて理性的に「自分が好きに生きると自分を滅ぼす」ことを理解しています。
今までも、自己の欲求と折り合いをつけて「正常」を演じることでひとまずの平穏を得ていました。


だからこそ「好きに生きたい」というイーリスの姿勢は、与一にとっては本当に、本当に初めての「共感」だったのかもしれません。


そして無意識に自分とイーリスを繋げて話してしまう。与一がサイコパスとして成長した原因は「孤独」であり、もっと端的に言い表すなら「寂しい」という感情が初期衝動と言えるでしょう。


だからこそ、初めて「共感」できたイーリスを無意識に自分と繋げてしまいます。


ここが「深沢 与一」を語るうえで絶対に外せない最大の皮肉であり、彼の魅力です。
つまるところ彼は「寂しかった」のです。異常に生まれ、正常に馴染めず、自分を理解する人に誰一人巡り合えなかった。
そんな彼が最後の最後で「共感」なんてことを口にします。
これは、ある意味で与一が初めて見せた「正常」かもしれません。
ですが、イーリスからの言葉はこの有様です。


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なんと、なんと憐れで美しい裏切られ具合でしょうか。
いえ、実のところイーリスは裏切っていません。与一が勝手に共感して、勝手に自滅しただけです。


何よりも皮肉なのは、与一が「自分は寂しかった」という自覚が無いことです。


「寂しかったから初めて共感できる人を見つけ、全くの無意識に仲間意識を抱いていた」わけです。
仲間なんてわからないと、正常なんて理解できないと余裕をかましていた与一が、最後の最後に自分の無意識の寂しさに負けて仲間を作ろうとした挙句、梯子を外されて利用されるのです。


ここまで、ここまで綺麗な「悪役」がありますか。ここまで魅力的な「悪役」がありますか。
何という皮肉、どこまで憐れなのでしょう。
今まで散々自分は孤独だ一人だとカッコつけて言っていたキャラが、もしかして一人じゃないかもと初めて無意識な希望を抱いた挙句、その希望を粉々に打ち砕かれて利用されるわけです。


それも、唯一本当の意味で「友人」となれるはずだった蓮夜を自分の手で殺そうとした挙句の、この有様です。


与一が最も憐れな目に遭っているのは間違いなくこの場面でしょう。
この場面はある意味「深沢 与一」という人間が初めて見せた弱みであり、最大の見せ場と言えます。


「深沢 与一」は、悪役としてあまりにも魅力的です。


身内全てを切り捨て坂を上り、周囲全てを利用し山を登り、山頂にたどり着くその一歩手前で足を滑らせたのです。
ですが、与一は身内を全て切り捨て周囲を全て利用し尽くしました。


結果、いざ足を滑らせたとき与一が頼れるものは何も残っておらず、故に与一はそのまま崖に転落しました。


これを、この、あまりにも「自業自得」な、「因果応報」な、こんなに美しい「悪役」の結末がありましょうか。


だから自分はこのキャラクターが好きなのです。
あまりにも「異常」な「悪役」が、最後の最後に今までの行い全てに足を掬われる。
それは、人間離れしていた与一が、初めて見せた「人間」としての顔だったのかもしれません。

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『9-nine-』シリーズにおいて、最後の最後まで魅力的な「悪役」であり続けた「深沢 与一」というキャラクター、
このキャラクターが居るからこそ、対比し対峙する翔や仲間たちが輝かしく見えるのです。
ドス黒い闇に対する、輝かしい光。

光を光として輝かせるため、闇として『9-nine-』を支え続けたこのキャラクターが、自分は大好きなのです。

「スタミュ」を切っ掛けに触れた2.5次元ミュージカルと、それを受け入れられた理由

どうも、緑のヒゲです。

皆さんは2.5次元ミュージカルをご存知でしょうか。ええ、そうです。アレです。実写映画化と並んで一部ファンに「えぇ・・・」と言われてしまう、そんな余計なことしなくていいよ、とまで思われてしまうあの企画です。

 

自分も最初はそう思っていました。

 

今となっては、ちゃんと見もしないで何を言ってたんだお前はという感じなのですが。

 

今回の記事では、こちら


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ミュージカル「スタミュ」に触れた事で変わった自分の価値観と、なぜ2.5次元を受け入れることが出来たのか。

これについて考えていこうと思います。

 

 

そもそも2.5次元ミュージカルとは

自分も詳しく知っているわけでは無いのでざっくりとした説明になりますが、 アニメやマンガを原作とした作品を舞台化した物です。

実際はミュージカルじゃない舞台の場合もあります。

 

・・・・・・すいません偉そうな事言っといてこんなアバウトな事しか知らないです。

 

要するに、アニメやマンガを原作にした舞台です。とはいえ、アニメやマンガは2次元、舞台は3次元。そこには文字通り「次元の違い」という大きな壁があります。

2次元のキャラクターを3次元に落とし込むのは容易な事ではありません。見た目、声、そして舞台。出来ることには限りがあります。落とし込まれたそれを受け入れられないファンも未だ多く居る事でしょう。冒頭でも書いた通り、自分も初めは受け入れられないタイプのファンでした。

 ではなぜそんな自分がミュージカル「スタミュ」を受け入れることが出来たのでしょう。

自分なりに整理した結果、いくつかの理由が浮かびました。

 

 

なぜ2.5次元スタミュを受け入れられたか

 

そもそも原作であるアニメ「スタミュ」自体が少し特殊な物であったのが大きいです。というのも、このアニメはただのアニメにあらず。

「ミュージカルアニメ」なのです。

そうです。ミュージカルです。ミュージカルアニメです。なので劇中、唐突に舞台が転換し、どこからともなく曲が流れ、さも当然のようにキャラが踊り出し、それが自然であるかのように歌います。まさしくミュージカルです。元々のアニメがミュージカルであったからこそ、唐突に歌うというミュージカルにおける「舞台の違和感」をアニメの時点で緩和出来ていた、というのが一つ。

 

二つ目はやはり「舞台の演者にアニメのキャラを演じた声優さんが居た」という事でしょう。

名前のインパクトだけならあの「ブリドカット セーラ 恵美」さんに勝るとも劣らないパワーを持っている方です。そう・・・

 

ランズベリー・アーサー さんです。

 

アーサーさんはアニメ「スタミュ」において「月皇 海斗」というキャラを担当されていますが、なんとアーサーさん、海斗くんに並々ならぬ愛情を持っており「ミュージカルも自分がやる!」とオーディション参加を直談判し、オーディションを受け、見事ミュージカルでの月皇海斗役も勝ち取りました。

それにより今度は「声の違和感」をも解消するキャラが現れました。

これにより「ほんとにアニメと同じ声だ!」というある種の「取っ付きやすさ」が生まれたわけです。

 

「舞台の違和感」「声の違和感」と来ました。

最後の一つはそう、「見た目の違和感」ですね。単純にして明快、そして最大の障壁。

 

この見た目の違和感については正直、今でも違和感がある時は大いに有るのです。それでも受け入れられたのは、これはもう「役者さんたちの実力」としか言いようがありません。

「鳳 樹」というキャラクターを例に挙げましょう。

このキャラクターの元の見た目はこちら


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そして、ミュージカルでの彼がこちらです。


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髪型とかは合ってますよ。頑張って似せても来てます。実際完成度も高いと思います。とはいえ、それでも結局のところやっぱり全然違うわけなんです。

次元の壁としか言いようがないです。

 

しかし、しかしですよ。

これはミュージカルを見た方は分かっていただけると思うのですが、舞台上におけるこの方の雰囲気、所作、その一挙手一投足、その全ては、紛れもなく「鳳 樹」でした。

ミュージカル「スタミュ」の舞台上において、この方は完全に「鳳 樹」だったのです。

何の冗談でもトリックでもなく、あの鳳先輩がそこには居ました。確かに見た目は違うかもしれない。その障壁は恐らく今後破られることはないでしょう。どれだけ似ていようと「完成度が高い」と言われようと、その見た目がキャラクター本人になる事はありえない。

しかし、その演技によって「キャラクターと化す」事は出来た。そもそもこの「物語のキャラクターになる」というのはどんな舞台芸術においても同じことでは無いのか。ドラマだろうが映画だろうがその根本は変わらない。

「2次元と3次元」という「次元の壁」に囚われていたのは自分でした。次元の違いに囚われすぎた結果、もっと根本的な事を見落としてしまっていたのです。

これに気付いた時、自分の中での「2.5次元への忌避感」は無くなりました。

 

スタミュという題材そのものが舞台化の違和感を緩和し、その上演者の中に声優さんがいた事で生まれた取っ付きやすさを持って2.5次元ミュージカルに触れた結果、そもそも実写化を忌避していた理由が全く見当違いのものであったことに気が付いた」

これが、自分がスタミュミュ、ひいては2.5次元ミュージカルを受け入れられた理由です。

 

 

消える事の無い「次元の壁」をどうするか

とはいえ、受け入れられた自分であっても、未だに「次元の壁」というものは確かに存在します。忌避感こそなくなりましたが、それはそれ。あるものを無いとは言えません。

 

それでも自分は2.5次元ミュージカルを楽しめています。それは何故か。

 

2.5次元ミュージカルは基本的にアニメファン向けの要素を重視して作品が組み上げられているように思えるんですね。アニメファンが見ることを大前提に置きつつ、しかしミュージカルからでも入れるように、という。

 

スタミュは多少特殊な例ではありましたが、スタミュ以外の作品でも「原作ファンの取っ付きやすさ」というのはきっと重視されていると思うんですね。だからこそ、原作を蔑ろにはしない。原作へのリスペクトを多分に盛り込んで、舞台の上で組み立てる。

 

とにかく取っ付きやすいんですね。本当に。

忌避感さえなくなってしまえば、あとは「作品を楽しむ」という点においてアニメも舞台もあまり関係ありません。

 

その上2.5次元ミュージカルは「2次元」であるアニメ作品を「3次元にする」のではなく「演出を駆使して2次元に近付ける」という事さえやってくれています。「ハイキュー!」の舞台におけるプロジェクションマッピングを利用した演出等は特にその色が強いでしょうか。

 

「2次元のアニメを3次元に落とし込む」

のではなく

「3次元の自分たちが2次元に歩み寄る」

という方向で制作されている。

 

「2→3へ」 ではなく 「3→2へ」の図式ですね。

 

次元の壁を壊すのではなく、次元の壁の上に登る事で、2次元と3次元の間に立つ。

 

2次元と3次元の狭間。

 

だから、2.5次元

 

 

・・・・・・すいませんカッコつけました。

とにかく、制作側が2次元を、原作を愛しているんだなと、見ていてそれが分かる舞台なんですね。

その後に観た「刀剣乱舞」や「あんさんぶるスターズ」の舞台も原作への愛、リスペクトを感じました。

 

舞台としての完成度だけでなく「原作へ、2次元へ歩み寄るアプローチ」まで楽しめる。

こりゃもう、面白いに決まってます。

自分は面白かったです。

だから自分は2.5次元を完全に受け入れる事が出来ました。そうです。面白かったんです。

色々と言いましたけど結局の所、完成度が高く、しかも面白かったから受け入れた。

それだけです。

 

総活

自分が2.5次元ミュージカルを受け入れられた理由は

 

・そもそもの原作が舞台と親和性が高かった

・声優さんが出演していて取っ付きやすかった

・鳳 樹の完成度に圧倒された

・観てみたら面白かった(重要)

 

この4つです。

 

みなさんもなにか一度、2.5次元と付く舞台に触れてみては如何でしょうか。

新しい世界が待っているかも知れませんよ。

 

 

 

 

 

 

スタミュミュ2期のチケット、当たるといいなぁ。自分が見た2.5次元舞台って全部妹が買った円盤で見てたものなので、実際に舞台を観に行ったことがないんですよね。

是非とも一度本物を目にしたい。

前まで実写は嫌とか言ってた自分が本物を観たいって言うなんて少し面白いですね。

 

そんな願いも込めつつ、今回はこれにて。

ゆずソフト『RIDDLE JOKER』感想と、どうしても言いたい事

どうも、緑のヒゲです。

あらゆる事象において、想定外の事態と言うのは付き物です。

「明日は休みだから朝から玩具で遊ぶぞ!」

と、前の晩に意気込んでワクワクしていたとしても、次の日の起床が13時ではそのワクワクの取り返しは付かないのです。

今朝の自分の事ですが。

 

さて、今回の記事は「RIDDLE JOKERをプレイし終えた人」を読者として想定した記事です。

「RIDDLE JOKERをプレイしていない人」や「そもそもRIDDLE JOKERって何?」って感じの人が読む事をまるで想定していません。そのため、プレイしていない人が読んでも、かなり、とても、それはそれは意味の分からない記事に仕上がっています。いえ、この段階ではまだ本文に手を付けていないのですが、そんな風に仕上がる予定です。

この時点で分かる人には分かりますが、題材的にこの記事は18禁です。

ただの感想記事なのでそういう要素はありませんが、題材が題材なので念のため。

そして最初から最後までネタバレ全開です。


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そんな感じなので、そういう体でお楽しみ下さい。18歳未満の方は素直にブラウザバックをするか、年齢を詐称して読んでください。

 

 

 

 

 

 

 

さて、本題に入りましょう。

3月末に満を持して発売されましたこちら、

ゆずソフト最新作「RIDDLE JOKER」

 

 
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これはメインビジュアルですが、やっぱりみんな可愛いですね。プレイしたあとの感想も「みんな可愛い!良かった!」って感じです。とはいえそれだけでは言い表せない、でも絶対に言っておきたいことがありまして。

それはまあ一旦置いておいて、キャラごとの感想をちゃちゃっと語るとしましょう。

自分が攻略した順で行きますか。

 

 

二条院羽月


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紛うことなきニチアサの民。正確にはその更に前の時代劇の民。いろんな意味で親近感がありました。1人でなりきりしたりブンドドしたり、自分たちの趣味だって美少女がやればこんなに可愛くなるんだと思わざるを得ませんでしたね。

可愛いは正義です。

とはいえこれは可愛いから許されるのであって、自分の事を客観視する事を忘れてしまってはただの痛いやつになってしまうので、そういう意味の教訓も得る事が出来ました。

こんなブログやり始めた時点で既に痛いやつなのは自分で分かってるので勘弁して。

しかし自分は共通√の羽月さんの雰囲気がとても好きだったので、個別では少し物足りなさも感じましたね。悪くは無いですが。

 

在原七海


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完全無欠理想義妹最強概念って感じでした。

伝われ。

可愛いです。あとおっぱいおっきい。水着試着のCGがぱっつんぱっつんですごいです。

キャラとしては先程もアバウトに伝えた通り「こんな妹欲しいな」の一つの理想形です。

正直この見た目に家事万能という最強四文字熟語がくっ付いているだけでも引く手数多な人材でしょうに、その上義妹でお兄ちゃんが好き(恋愛的な意味で!!!!!!)という。

一貫してブレず人気が出そうな子でした。

それと物語開始時点から恋心を抱いている都合上、別ヒロインの√では多少心苦しそうな表情を見せたりするのがとても良かったですね。この手の「選ばれなかったヒロイン」の描写で言うとどうしても『恋と選挙とチョコレート』を思い出してしまいますがあんながっつりではないです。描写としてはあっさりしつつ、かと言って流す訳では無い、いい塩梅の取り入れ方だったかなと。

 

壬生千咲


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文句無しに可愛いです。まあこのゲームで攻略できるキャラって文句無しに可愛いキャラしか居ないんですけど。

からかってくる後輩、良いです。弄ってくる後輩、良いです。ジト目で見てくる後輩、良いです。

あとHシーンが個人的な性癖にぶっ刺さりでして、そういう意味でも好きです。特にアフターのアレが最高です。まさかゆずでこのシチュ見れるとは思ってなかったので最初見た時は謎の感動をしていました。

ただその、直前に攻略したのが七海って事もあって、その、申し訳無さがあるというか、ええ、心苦しい面もありましたね。

 

式部茉優


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この人は爆弾です。

とんでもない爆弾でした。

なんてヒロインを生み出してくれたんだ。

こんなん好感度急上昇の人気大爆発でグッズバンバン出るに決まってんだろ!!!!!

体験版の雰囲気的にサノバの紬さんのママ要素を前面に押し出してきたのかなと思っていたら、いたらですよ。まさかの、まさかの、

恋愛方面ポンコツパイセン・・・・・・!

頼れるパイセン×ポンコツ乙女という数式が生み出した怪物です。とんでもないです。

どれほどとんでもないかと言うと、今、自分の語彙力が吹っ飛んでるぐらいです。

とんでもねぇ。

プレイした人なら分かって貰えるはず。

お話自体もなかなか良かったですね。

アストラルを主軸にしてしっかり本筋に絡めた伏線を置いてたり。

攻略を後ろの方に回して正解でした。

 

三司あやせ


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胸パッド会長です。外面は完全にサノバの綾地さんでしたが、中身がまるで違います。

綾地さんはネガティブが暴走するダウナーという感じのコメディ要素を持っていましたが性格そのものはしっかりお淑やかだったんですね。でも三司さんはそういうコメディ的なダウナーではなく、本当の本当に素で口が悪いのが滲み出ていました。正直見ていて面白かったです。とっても良いと思います。

個人的には告白のシーンが好きですね。同時に漏らしちゃった、みたいな。双方「どうすんだよこれ」ってなってるのも可愛かったです。

お話自体もかなり面白かったと思います。軽めのテイストながらもアストラルそのものの政治的な立場とかもちゃんと匂わせてありましたし、共通√から張っていた伏線もばばっと回収してくれました。あと悪役の先生がめちゃくちゃハマり役でしたね。

立ち絵があるだけで怪しいというのはこの手のゲームの宿命なので、黒幕が予想出来てしまうのは悲しいところではありましたが。

 

総評・・・の前に

自分は発売前から式部先輩を推していたんですけど、本編を全部プレイして最終的に好感度が高くなったキャラが居るんですね。

 

発売前はこうなるなんて思いもしませんでしたよ。いや、誰ってね・・・・・・

 

恭平がめっちゃ好きなんですよ。

 
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恭平です。恭平。周防くん。男友達の。あの大食漢の。ちょっと女の子っぽい顔立ちの。

女の子と水着を買いに行って1人別行動で飯を食う。主人公の猫耳姿を見てドン引きしつつも受け入れる。理事長の懐刀的な存在の。主人公のことも監視してた。透明になれる。銃なんかも扱えちゃう。でもやっぱり友達。

そんな大親友の恭平くんですよ。ええ

 

Twitterの一部界隈では立ち絵モードを悪用もとい活用して、恭平くんのステキシチュ画像が色々と生産されていたりしますが。

 

いつもお世話になっております。

本当にありがとうございます。

これからもどうぞ宜しくお願いします。

 

それはまあ置いておいて、恭平くん、良い子過ぎません?そんでもって良い奴過ぎません?それと笑顔がとってもステキ。

 

顔良し、性格良し、ちゃんと気遣いをしつつも無理に遠慮はし過ぎない。

なんで浮いた話が無いんですかね?非の打ち所のない超絶イケメンだと思うんですけど。

ゆずの男友達キャラってどこかしら残念というかアレな部分があるキャラが多い印象なんですよ。ドラクリのよくあるタイプのキャラとか、サノバのマゾ、のーぶるの極道、千恋の・・・・・・あれ?

・・・・・・ああ、いたいた。あいつめちゃくちゃ影薄いような。

そんな中突然ぶち込まれたスーパーイケメン恭平くんですよ。なんやこのイケメン。

乙女ゲーか。そこだけ乙女ゲーか。

 

ああいや、恭平を攻略したいって言ってる訳じゃないんですよ。ただその、どのヒロインのルートにも入らなかったら恭平と2人で遊びに行くイベントとか欲しかったなって、そんな感じなんですよ。

俺はもっと恭平と遊びたかったんですよ!!

恭平と一緒にコンビニでカップ麺選びたかったんですよ!恭平の部屋で一緒にゲームしたかったんですよ!水着選びの案内で一緒にモール行った時なんか恭平と一緒に飯食いに行きたかったんですよ!!!

そういう感じのイベントが欲しかった!!!

 

 

 


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 この表情すき!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 


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この恭平かっこいい!!!!!!!

 

 

 

 

 

 


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こういう世界線だって!!!!!!

あったかもしれない!!!!!!!!!

 

 

 

 

とまあ、もっと恭平と色々したかったと。

いえ、性的な意味ではなくね。

そういう心の叫びを吐き出したかったのでこの記事を書きました。ぶっちゃけ上の方のヒロインの個別感想とかおまけなんですよ。

恭平が好きだって、それが言いたかっただけなんですよ。そのためだけにクッソ長い前振りと拙い文章でヒロイン個別の感想書いたんですよ。

あ、ヒロインの中では式部先輩が好きです。

あの可愛さは反則だと思う。

 

 

総評

 

女の子も良いけど恭平も宜しく

 

ありがとうございました。それでは。

 

特撮好きに観て欲しい、アクティヴレイドというアニメ

どうも、緑のヒゲです。

 

第一印象って大事ですよね。

8割だか9割だかは知りませんが、人と言うのは第一印象でその殆どが決まってしまい、その印象を覆すのは大変難しいと聞きます。

かくいう自分はこのブログの第一印象を決めるであろう開設してすぐの投稿から1日すら我慢することが出来ずに前回の記事で早くもはっちゃけてしまい、第一印象もクソも有るかと言った次第ですが。

 

そんな感じに第一印象をかなぐり捨てつつ、今回は自分が是非オススメしたい作品を紹介しようかと思いこうして筆を取りました。

いやほんと、どうせなら先に作品紹介しといた方がまだマシな印象を与えられてましたよねこれ。この記事だってもうちょっと聞く耳持ってもらえてましたよね多分。

とはいえ、自分のブログで自分に嘘をつくなんて本末転倒も良い所だと思いますので、このブログはこれからも自由気ままにやっていこうと思います。

 

前置きがやたら長くなりましたが、ここからが本題です。

 

皆さんは「アクティヴレイド」というアニメをご存知でしょうか。
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知らない人は是非、是非観て欲しい。

特に特撮が好きなそこのアナタ!

 

まずはストーリーの解説を、と思ったのですがこの文章を丸写しするのは流石に面倒なのでスクリーンショットで勘弁して下さい。
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イントロダクションと ストーリーは分かって頂けたでしょうか。

と言ってもこれじゃあんまりなのでざっくり噛み砕いて説明しますと

 

「パワードスーツ作ったらそれを利用した犯罪が増えちゃったから、取り締まるために警察もパワードスーツ使って事件に対処するぜ!」

 

って事ですね。

「ウィルウェア」というのがパワードスーツです。

警察官がパワードスーツを着て犯人逮捕に取り組むSF刑事アクション活劇ですね。

 

このウィルウェアの装着シーンが変身バンクのような扱いになっていたり、必殺武器を使う際その武器の名前を読み上げたりと、特撮でよく見る表現が随所に取り入れられているのも見所です。

 

ですがアクティヴレイドの面白さはそこだけではありません。そもそも拳銃ですら使用にとんでもなく面倒な手続きが必要な日本において、パワードスーツなどという強大な力を自由に扱えるでしょうか?

 

答えは勿論NOです。

 

警察官だってお役所仕事です。

パワードスーツの運用には法的な決裁が必要不可欠となります。

 

 

例えば出動。そもそもパワードスーツは大変強力な物ですから、何かの弾みで間違いが起こったりしてはいけません。出動に許可が必要なのは当然でしょう。

 

例えば攻撃。実力行使に出ていいのは犯人が武力で抵抗してきた時のみです。市民を無闇に危険に晒すわけにはいきませんよね。

 

例えば武器。武器の使用には使用場所の権限を持っているお役所に掛け合って許可を貰わなければいけません。そうしないと何かあった時の責任があやふやになってしまいます。

 

例えば必殺技。必殺技はとても強力ですから、もしかすると周囲に被害を出してしまうかも知れません。そうなると当然使用許可が必要ですよね。責任問題になります。

 

とまあこんな感じで、これどっちかと言うと犯人じゃなくて法律と戦ってんじゃないかと思ってしまうぐらい色々な決裁を済ませ時にはグレーな手段も使いながら出来る限り合法的に犯人を無力化し逮捕する、と言うのが一連の流れになります。

 

どのようにして法律の網を掻い潜り、お役所から決裁のハンコを貰って凶悪事件を解決に導くのか。

 

アクティヴレイド -機動強襲室第八係-

現在はAmazon primeで絶賛配信中です。

勿論prime会員なら見放題!(宣伝)

 

この記事を読んでみて少しでも気になった、特撮好きのアナタ!分割2クールの全24話。法律の網を掻い潜り、知恵と勇気と口八丁で難事件を解決する主人公達「ダイハチ」の勇姿を是非ご覧下さい。

 

ただでさえ文章力がアレなのにネタバレしないようにするという制約まで付けたせいで全然ちゃんとこのアニメを紹介出来て無い気がするのが悔しいですが、一先ずはこれで。

アクティヴレイド、宜しくお願いします。

 

PS.自分は1期の6話が一番好きです。